第93回中国四国外科学会総会・第23回中国四国内視鏡外科研究会

会長・当番世話人挨拶

第93回中国四国外科学会総会 会長挨拶 第23回中国四国内視鏡外科研究会 会長挨拶

第93回中国四国外科学会総会 会長挨拶

第93回中国四国外科学会総会
会長:岡田 守人
(広島大学 腫瘍外科 教授)

第93回中国四国外科学会総会 開催にあたって

 第93回中国四国外科学会総会を第23回中国四国内視鏡外科研究会とともに広島市で開催させていただく事になりました。歴史と伝統ある中国四国外科学会の会長を仰せつかり、大変光栄に存じております。会期は平成30年9月6日(木曜日)、7日(金曜日)の2日間、開発が進むJR広島駅周辺で駅から徒歩数分の、新築されて間もない広島県医師会館を会場として予定しており、鋭意準備を進めているところです。
 昨今、外科医不足が深刻になっており、その改善の兆しがございません。このような状況で地方学会である本学会を内視鏡外科研究会とともにより活性化させ、若手外科医が魅力を感じるものにして行きたく、研修医セッションを充実させ優秀演題の表彰を考えております。更に今回の特徴として若手への教育という面を重視してセミナー(教育講演)を多く企画しており、多数の若手外科医のご参加を期待しています。また、今春からロボット手術の保険収載が泌尿器領域のみから消化器・呼吸器・心臓・婦人科領域へ一気に拡大されました。関連したシンポジウムとして「ロボット支援手術」を予定しております。これまでの手術成績・周術期合併症・問題点から将来展望まで論じていただければ意義深いシンポジウムになると考えております。是非、一般演題・研修医セッションへの多数のご演題登録をお願いいたします。
 9月初旬の開催ですので、広島は恐らく残暑厳しい季節です。ノーネクタイでスマートカジュアルでのご参加をお願い致します。当地には平和と人権の尊さを訴える世界遺産「原爆ドーム」と海の上にある世界遺産「宮島嚴島神社」があり、また国内屈指の酒所で瀬戸内の海の幸などおいしいものが沢山ございます。歴史散策やグルメも楽しんでいただければ幸いです。

第23回中国四国内視鏡外科研究会 当番世話人挨拶

第23回中国四国内視鏡外科研究会
当番世話人:平林 直樹
(広島市立安佐市民病院 病院長)

第23回中国四国内視鏡外科研究会 開催にあたって

 この度は平成30年9月6日(木曜日)、7日(金曜日)に広島市で開催されます第23回中国四国内視鏡外科研究会を担当させて頂く事になりました。伝統ある研究会の当番世話人を仰せつかり、身に余る光栄に存じております。

 20世紀初頭に始まった胸・腹腔鏡検査は、1990年前後から治療手段へと大きく舵を切りました。体腔内で従来の手術法を行う事を目指していた内視鏡外科手術は、器具等の進歩に加えて拡大視効果により得られた新たな外科解剖学に基づき、今や従来の手術よりもより精緻な手技の遂行が可能になってきました。

 さらに操作性の向上を目的とし昨年の本研究会でもテーマの一つに取り上げられましたロボット支援手術が、H30年度から新たに12の術式で保険収載され、今まさに外科医は新たなステージに立ち始めています。

 本会では、シンポジウムとしてロボット支援手術を予定しております。また内視鏡外科手術をより安全に行うための工夫等もスポンサードセミナーで扱う予定にしておりますので、中国四国地域で各ご施設の取組や工夫等に関して多くの先生方のご発表をお願い申し上げます。また、2日目の午後に中四国消化管内視鏡手術勉強会も開催されますので、こちらにもご参加頂ければと存じます。

 2日間の会期中、最新の知見に触れ、大いに議論して頂く事はもちろんですが、会場周辺の変わりつつある広島の新しい玄関口を肌で感じて頂ければと存じます。また南口側にあるズームズームスタジアムでは、学会前日・学会1日目とタイガース戦が予定されています。是非観戦して頂きたいと思いますし、食通の皆様には中四国随一の歓楽街流川・薬研堀に電車やタクシーを使えば10分位で行けますので、海の幸・山の幸に加えて広島ならではのB級グルメを大いに楽しんで頂ければと思っております。多くの皆様のご参加を願っております。

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